ブログを書き続ける意味と起こる嬉しい出来事

ブログを続けていると、1年に何度かとても嬉しい瞬間があります。保護者の方々から「あのブログの内容よかったですね!」と声をかけていただいたり、はたまた、C.schoolに通塾していただいていない方からご連絡いただいたり、web媒体への記事の投稿を依頼されたり、イベントへの登壇を依頼されたり。ブログを書き続けるということは大海に向かって叫び続けているような感じでもあるので、自分たちの経験や考え、ノウハウや情報が誰かの人生に少しでも価値を届けられているのかもしれないと感じられる瞬間で、率直に嬉しいです。

先日は、小学生から高校生までのお子さまを持たれるお父さまからメールをいただきました。お子さまの受験対策や塾情報を探している中で、C.schoolにHPにたどり着かれたとのことでした。お住まいのエリアも全く違うので本当にさまざまな情報をお子さまのために探されていたのだと思います。(どうやってたどり着いたのかは気になるところですが笑)しかも、C.schoolのすべてのブログと塾長ブログのすべてを読んでいただいたとのことで鳥肌が立ちました。その上で、感想のご連絡をいただきまいして、感謝しかありません。

また、お子さまは将来教員志望とのことで、私の以前書いたこちらのブログ「学校教員の仕事から学んだこととC.schoolのつながり」をご紹介いただいたみたいで、とても嬉しいです。超大作(11,000字超えです笑)なので読んでいただけたことにびっくりしましたが、将来教員になる人たちに何かのためになればと思って書いた文章でもあったので、とても嬉しいです。お住まいが平井からはあまりに遠く通塾が叶いませんが、ここ数年「世界は狭い」ということを痛感していますので、いつか何かの機会に力になれることがあったら良いなーなんて勝手ながら思っています。

また、素晴らしい校長先生のブログもご紹介いただきました。都立調布北高校の校長先生のブログで、ほぼ毎日更新されています。まず、内容をざっと読み「生徒」という言葉で溢れたブログであることがとても印象的でした。内容を読み込んでいくと、「生徒主体」「生徒の成長」を中心に据えたの愛に溢れた内容で、ほっこりすると同時に、背筋が伸びるような、教育者としてのあり方としての学びが大変多く、ありがたい気持ちになりました。

勝手ながら、私のお気に入り記事を一つ紹介します。

7月15日(木)生徒は学校行事で心を耕しながら成長していきます

昨日の放課後、合唱祭実行委員の3年生5名が校長室に来てくれました。私は今回の高校3年生の合唱発表を生徒達がどう受け止めているのか不安でしたが、生徒からは御礼の言葉を頂きました。唐突に実施日を変更したのにも関わらず、学校が自分たちのことを考えてくれた・・と委員長は話してくれました。汗を流した先生方に伝えてやりたいと思いました。コロナ禍で様々感じることがありますが、学校行事の持つ意義は骨身に染みるように実感しています。体育祭と高校3年生の合唱祭を終えて、次なる山場は文化祭となります。再び協働する喜びを生徒に体感してほしいと思います。生徒は学校行事で心を耕しながら成長していきます。有難いことです。

都立調布北高校・校長ブログ

変化の激しい現在の環境下の中で、生徒の心と成長を第一に考え、同時に、生徒のみなさんと周囲の先生方への敬意を忘れない姿勢が滲み出ています。また、私の教員経験から強く感じたことは、先生たちにとっては年々繰り返される学校行事、でも生徒のみんなには人生で限られた回数しか経験しない学校行事、これを真に成長の機会にするためには、学校行事を形骸化させず、年々違う生徒たちと向き合い、子どもたちの心を育てるという教員側の姿勢で、同じ学校行事も全く違うものになるということでした。きっと調布北高校の生徒たちは、学校行事を通じて「心の成長」を遂げているのだろうなと感じます。同じ意味で、「受験」も「学習」もその子の「成長」の手段でしかありません。私たちも「受験」や「学習」について、ダイレクトには成績向上という成果が必要ですが、より根本的には「受験」や「学習」を手段として、いかに目の前の子どもたちが成長できるかを考え続けたい、向き合い続けたいと思っています。東側エリアからは遠くて塾生に紹介するのは中々難しいですが、今後も注目して参考にさせていただきたいと思います!

文章はその人の生き方そのものが滲み出るものだと思います。良いことを書こうとしても、本気で日々を生きていないと良い文章はアウトプットできない。同時に、文章にすることで、その日々により意味が出てくる。行動と言語化をセットにすることで、成長が加速するし、時に文章を通じて人のためになれることがある。私たちも、だれかの役に立てるよう、引き続き日々に真剣に向き合い、ブログを書き続けていきたいと思います!