細部にこだわって突き抜ける

先週はGWだったため、投稿もお休みさせていただきました。その流れで今週も更新が遅れてしまい… 普段から習慣化を伝えている身として反省です。「やることを決めておく」ことの大切さと「1日怠けるとずるずるいってしまう」ことを自分自身の身をもって体感しました。言うは易し行うは難し…

さて、先日「細部は本質では無いが、細部にこだわれるのは最後の一歩。本質的な部分を当たり前にこなした上で細部までこだわれる人間が成長する」といった内容のお話を聞きして、いやーまさにその通り、と思ったので書いてみます。

例えば、子どもたちの勉強ひとつとっても全く同じことが言えます。定期テストで、90点100点取れる人って、細部までこだわって取り組んでいるんですよね。「理解できたからたぶん大丈夫」ではなくて、「学校の問題集やプリントと同じ問題がでたら絶対にできる」って言えるところまで取り組んでいる。受験でも同じです。過去問の細かいところまで読み込んで覚えちゃっている。過去5年分近くを完全に頭の中に叩き込んでいるわけです。 ここまでできる子は多くありません。80点と100点の人の差は実は大きい。「そこまでやる!?」っていうくらい細部にこだわってやっているんですよね。社会の資料集の注釈まで覚えてたりします。

翻って、自分たちに目を向けると、例えば、教材作り、問題選び、授業・カリキュラム設計、説明会のスライド作り、教室の整理整頓、詳細な年間計画、ブログを書き続けること… それぞれの立場で内容は変わってきますので挙げたらキリがないですが、突き抜けて成長するためには、細部までこだわれているかどうか、自分に問いかけ続けることが必要なんだろうなと思います。「神は細部に宿る」とも言いますが、細部に目を向けられる土台ができていて、かつ、そこで妥協せずにこだわることで突き抜けた何かが生まれるのでしょう。

子どもたちには細部にこだわって突き抜けてほしいし、自分も突き抜けたい。