先日、大学の先生が「プロの定義は、物事を完了させられる人間であり、そのために必要なことすべてをやり切れる人間だ。得意とか不得意とか、好きとか嫌いとか関係ない。Get things done.」という話をしていました。
いやー、その通りだな、と思いました。私自身も自分の得意なことや好きなことに寄っていきがちですが、プロとしてやるなら自分の得意・不得意、好き・嫌いよりも「物事を完了させること(Get things done)」が優先されるべきでしょう。いま、わかるかわからないか、できるかできないかも関係ない。それに、得意・不得意・好き・嫌いって、やってみないとわからない部分もありますよね。あとは、言い訳に使いがちです。
これを中高生の受験に当てはめても似たようなことが言えます。
時々「英語が苦手だからやる気が出ない」という声を聞きます。でも、いきたい高校があるなら、いきたい大学があるなら、苦手とか得意とか関係なく、受験校が求める勉強をするしかない。英語はほとんどどんな受験でも求められているのだからやるしかないのです。
「受験で点数を取る」というタスクを完了させること、それも一つのスキルであり、なにがしかのプロになっていく将来に向けて非常に貴重な経験になると思います。
これは本当に、自戒を込めて言いますが、口だけ動かしていても何も変わらない。不得意だろうが、苦手だろうか、いまできようができまいが、手と足と頭を動かして「物事を完了させる」。
問題集1冊終えることも、ミニテスト1つ合格することも、全部同じですよね。結局、「物事を完了させられる人」だけ良い結果を得られるのだと思います。
C.schoolに通ってくれた子どもたちが「物事を完了させる力」(C.schoolではよく「やり切る力」と呼んでいます)を身につけられるように、働きかけていきたいと思います。
Get things done!