早いもので今年度も半年が過ぎました。共通テストまではあと4ヶ月を切り、中学生の都立入試までも5ヶ月を切りました。
私たちは、「なりたい自分に出会える塾」を掲げて学習塾を運営していますが、半期に一度、私たちが考える「なりたい自分に出会える塾」について、一人ひとりが創りたい塾について、そして、子どもたちの人生に貢献するために、一人ひとりのメンバーが「なりたい自分/ありたい自分」について、1日かけてディスカッションしています。
自分たちがいま目指している塾は、ウェルビーング(Well-being)が土台にあり、意志(will)とやり切る力(Grit)を育むことで、なりたい自分に出会える塾。そして、出会った人の人生に成長と感動の瞬間を生み出す塾です。この理想をもっともっと具体的に実現していきます。
この前提の上で、それぞれのメンバーがどんな塾でありたいか、理想を掲げました。
- 今までよりも、「頑張れる」自分になれる塾
- 勉強を通じて、学びを得られる塾
- 卒業後も顔を出したくなる塾
学力向上や受験の成功を目指すことはもちろんですが、同時に、子どもたちが卒塾するときに、「意志とやり切る力が身についた」「なりたい自分になれた」「今までよりもがんばれる自分になれた」「勉強を通じて、学びを得られた」「卒塾後も遊びに行っていいですか?」と口にしてくれるような塾を目指します。
その上で、1年後にどのような状態を目指すのか、その状態といまの差分は何か、議論を重ねました。テーマは「自分たちが届ける教育のあり方」「子どもたち・保護者との関わり方」「面談の質の高め方」から「受験のカリキュラム」「子どもたちがより集中できる授業時間/空間の設計」「英単語テストの実施方法」まで多岐に渡ります。
特に、「教育の質」を高めるところの議論は白熱しました。私たちの強みは「一人ひとりに寄り添い、エンパワメントすること」であると考えています。卒塾生や保護者の方々に言っていただける「話を聞いて、一緒に考えを整理してくれて、新しい視点をくれる」瞬間の質を高め、子どもたちのGrit / Will / Well-beingの向上に貢献するため、面談のあり方や日々日々の教育のあり方について議論を重ねました。特に、面談や普段の学習指導を通じたコミュニケーションがキーになってくると考え、今後は定期的に勉強会(コーチングや心理学、学習指導のコミュニケーションなど)を重ね、またベストプラクティスを取り上げる取り組みをしていくことにしました。これらも学びは保護者の方々にも共有し、保護者の方々とも子どもたちの成長のためにチームになれるような取り組みを考えていきたいと思っています。