この時期の感情

最近は、C.schoolのブログを更新してみていました。C.schoolブログでは「塾での具体的な取り組み」を、こちらのブログでは「日々考えていること」や「自分や自分たちの価値観」を中心に書いていく棲み分けにしたいなと思います。

さて、C.schoolに通ってくれている今年の受験生の大学受験は佳境を迎え、最近は毎日のように、だれかしら受験に行っています。とにかくうまくいくことを願うばかりです。

こんな時期なので勉強の指導だけでなく、よく息抜きの雑談するのですが、「早く終わりたいです。やりたいことやりたいです!」「英語がわかるようになってきたので勉強をこれからも続けていきたいです!」などなど、受験が終わったあとのことを話す子とかも出てきて、これからこの子たちはどうなっていくんだろうなぁと、未来がとても楽しみになります。

同時に、少し寂しい気持ちにもなります。彼らとの付き合いも終わるんだなぁと。受験期という、休む暇もないほど忙しく、プレッシャーを感じる日々は、私としても早く終わってほしい。でも終わらないでほしいとも思うんですよね。あんなに練習が大変(野球部)で早く終わってほしいと願い続けてた日々なのに、最後の大会1ヶ月前になると、まだ終わりたくない気持ちになった高3の夏のような気持ちです。一緒にがんばった仲間との日々というのは、辛くてもその1日1日が貴重だったんですよね。

この仕事をしていると、毎年そのサイクルが来ます。塾の講師と生徒という関係ですが、「同志」という感覚もあるんですよね。こんなに毎日顔を合わせている彼らとも、受験が終わると会うこともほとんどなくなり、お互いにまた新しい日常が始まる。そうやって人は世界を広げ、成長し、一度しかない人生の中で、自分の見える景色を増やして人生を彩っていくのだと思います。だから前に進まなければならない。そしてそれが楽しい。寂しいけど、楽しい。そういうものなのでしょうね。一期一会、一瞬一瞬を大切にというのはこういうことだなぁとつくづく感じます。残りの期間のかかわりを大切に、貢献できることをやり切りたいと思います。

また、卒塾生や卒塾生の保護者の方々、教員時代の教え子や保護者の方々を思い出す時期でもあります。みなさん、元気にしてるかなぁと。たまには会いたいですね。

中学生部門の卒塾生はまた一緒に大学受験に挑んでくれないかなぁ、すでに二十歳になった教え子のみんなは一緒に飲みに行ってくれないかなぁ、といううっすらとした期待を抱いているので、いつでもご連絡をお待ちしています(笑)あとは、大学生や社会人向けにTOEICや大学院入試の英語講座を開いたら受講してくる人もいたりするのでしょうか。一緒に前に進めることがあるなら、やりたいですね。